2026.2.19

第49回(2026年2月15日)開催報告

<全体報告>

 数日前にA君のお父さんから、A passed his test. Thank you very much for your time teaching and helpとラインにメッセージが届いた。おう、受かったか!と喜びをかみしめる。海外特別選抜の制度を利用して県立の全日制高校を受験したA君。昨年の暮れに一緒に高校見学に行った。個人的には学習の応援はあまりできなかったが、他のスタッフが厳しく、優しく受験指導。この学び場がA君の高校進学を少しでも後押しできたとしたらとても嬉しい。担任の先生からも御礼の言葉をいただいた。楽しい高校生活を!気が向いたら、また参加してください。振り返りのミーティングで、A君はやや恥ずかしそうに合格報告をしていました。が、高校に入って頑張りたいことについては、しっかりと力強く語っていました。
 HPやチラシでボランティアスタッフを募集していますが、なかなか連絡が来ないなあとやや落ち込んでいたところ、「とちぎ蔵の街自主夜間中学のボランティアに興味があり、ご連絡させていただきました。・・・一度、見学に伺ってもよろしいでしょうか。
その他、必要事項などあればお知らせいただければ幸いです」と15日の夜にメールが届いた!!新たな出会いをとても楽しみにしています。学習者にもボランティアスタッフにも魅力的な場にしていきたい。
 

<小学生クラス>

 久しぶりに小学生クラスをサポートしましたが、子供たちのエネルギッシュに行動する姿を見ながら、子供時代の自分を重ね合わせて色々な思い・思考が頭を過りました。そして、子供たちが成長していく過程を学ばせて頂いている様でした。今回は、3歳児を含めて9名の参加者があり、次の三つの遊びをしたので簡単に概略と感想を記します。
(1)お絵描き……これは定番になっているようであるが、動物の絵本を見ながらカラーペンやクレヨンで画用紙にお絵描き。私は3歳児の子を一対一で見守った。ペンを持って、何やら画用紙に描き始めた。人の顔なのか、動物なのか定かではないが、本人の頭の中ではハッキリしていた。ママだと言って懸命に自分の描いた絵をたどたどしい言葉で説明してくれる。相槌を打ったり、質問をしたりしながら話を聞いてあげると、また、おしゃべりを始める。こうして幼い子供は実践の会話を通して言葉を学習しているのだと痛感した次第。
(2)ゴム段飛び……輪ゴムを輪っかにしてつなぎ、一本のひもを作る。その両端を二人で持って伸ばし、ゴムひもを飛び越す遊び。私の子供時代に女の子の間で流行っていた遊びだったが、現代にも通じるようで、子供達全員、夢中になって遊んでいた。段々、高さを上げていく。高くなると両足一緒に飛び越すのは難しい。なので、手で下げた所を片足ずつ飛び越えてもOKだった。
(3)〇×クイズ……クイズを〇か×かで答える。最初は、スタッフが問題を出したが、途中から子供たちに問題を作らせて出題させる形に変えた。子供達は最初は遠慮していたが、最後には出題をしたくてたまらなくなって来たようで、スタッフの方はどこで終了したら良いか困っていたようである。

 ゲームにはルールがある。上記(2)、(3)のゲームのスタート時、そのルールを潜り抜けようとする子もいた。そして、感情が行動に表れる。お互いに注意したり、身体をひっぱったり、取っ組み合ったり。でも、続けていくと次第にそのグループの中での共通認識が生まれて来るのだろう。言葉の学習もそうだと思うが、集団の中での自分という事を意識したり、あるいは、体験した事が潜在意識の中に刷り込まれたりするのだろうと感じた。子供達の成長していく姿をハラハラしながら見守った100分間でした。(K)

<中高生(ちゅうこうせい)クラス>

 学習者は3名。Bさん(ネパール)とKくん(フィリピン)はスタッフのYさんが応援。ネパール語で「女」や「男」をなんて言うかBさんに教わった上で、Yさんが描(か)いた家系図(かけいず)で日本語の家族のよび方を学習。Bさんがよび方や意味が分からない時はKくんが英語で説明してくれました。ほかのスタッフですが、Kさんと私はTさんのマジックを楽しみました。そのあとKさんとTさんは社会人クラスの応援に行き、私は高校教員のWさんと県立高校に合格した!Aくん(パキスタン)への対応をしました。(S)

<社会人コメント>

 学習者14名、全体の支援者 18名。スリランカ人3名 ネパール人2名 インド人2名 パキスタン人2名、日本人1名 フィリピン人1名 バングラデッシュ人1名 ベトナム人1名 中国人1名
 全体のミーティングでは学習者は少なかったが学習が始まると、次々と入ってきた。遅れてくるには理由があると納得して、来てくれたことに感謝した。
 ベトナム人のMさんはこれまでFさんと来ていたが、今日はポツンと座っていた。その後、Fさんは現れなかった。多分仕事が忙しいのではと深読みする。最初、支援者の数に余裕があったが学習者が増えてきて足りなくなってしまった。戸惑っているところに2人の女子高性が応援に来てくれたので、インド人のDさんとバングラデッシュ人のSさんを支援してもらった。2人とも初めての体験と白い歯を見せた。最初は躊躇しているように見えたが笑い声を連発するようになってきたので安堵する。
 11時過ぎにパキスタンのSさん夫妻がやって来た。支援者がいなくなってしまったのでどうするか考えていたら、Tさんが支援にきてくれた。Tさんは普段中高生を支援している。今回も混沌の中に笑顔の花がいっぱい咲いていた。(K)
 


 小学生〇×ゲーム      (2)ゴム段飛びに夢中!   日本語学習をじっくりと   振り返りミーテイング    勇気あるもの2回目     さあ、ダンスの時間